【タイトル】

7・8月『海のいのち』

【本文】

 夏休みに入りましたが、緊急事態宣言中の夏休みということで、ご家庭でも様々な感染リスクを減らす生活を心掛けていらっしゃることでしょう。外出がままならない今こそ、読書で豊かな体験をし、心に栄養を蓄えてほしいと思います。  7・8月のテーマは「海」。お薦めの1冊は、『海のいのち』(立松和平:文、伊勢英子:絵、ポプラ社、1992年)です。  「いのちシリーズ」の第二作目のこの物語は、6年生の国語の教科書教材にも選ばれており、読み応えたっぷりです。主人公・太一の成長、海=自然との共生などを軸に物語は展開していきます。「太一は、なぜクエに銛(もり)を打たなかったのか。」「なぜ、そのことを生涯だれにも話さなかったのか。」6年生の教室で必ず話し合われるこの課題に、皆さんはどんな答えを出しますか。                                                    


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