校長先生の本箱

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5月『たんぽぽ』

 「今月の本」のご紹介が遅くなりました。申し訳ありません。

 5月のテーマは「風にのって」、今月の1冊は、『たんぽぽ』(平山和子:文・絵、北村四郎:監修、福音館書店かがくのとも傑作集1972年)です。

 「風にのって」と聞くとたんぽぽの綿毛が飛んでいく様子を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。最近の科学読み物は写真が使われていることが多いのですが、この本は全てさし絵で説明されています。写真には実物に近いものを見ることができるなどのよさがありますが、絵のほうが細かい部分や様子がはっきりと描かれていて分か場合もあります。写真の方が子どもたちには人気があるようでが、ぜひ絵の方も読んでほしいと思いますし、高学年になったら目的に応じて、使い分けてほしいなと思います

 図書館前の「今月のテーマ」のコーナーでは、「メアリーポピンズ」や「風力列車に乗って」など物語も紹介しました。

                         

 

公開日:2021年05月28日 10:00:00

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令和3年度4月『おともだちに なってくれる?』

   令和3年度が無事にスタートしました。今年度も毎月お薦めの本をご紹介してまいります。

 新学期、子どもたちは新しい先生や友達との出会いにドキドキしています。特に本校では、毎年学級編成替え(クラス替え)を行っているので、そのドキドキも大きいようです。一方、高学年になると1組2組関係なく、学年で仲良く遊ぶ姿が見られます。

 そんな4月のテーマは「ともだち」   今月の1冊は、『おともだちに なってくれる?』(サム・マクブラットニィ:作、アニタ・ジェラーム:絵、小川仁央:訳、理論社2020年)です。

                 

   世界中で愛されている『どんなにきみがすきだか あててごらん』から25年、かわいい続編ができました。一人でたんけんに出かけたチビウサギの前に、まっしろなウサギが現れます。二人は友達になれるでしょうか。

※『どんなにきみがすきだか あててごらん』は、世界37か国語に翻訳され、累計発行部数1500万部を超えるベストセラーです。

 

公開日:2021年04月16日 15:00:00

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3月『しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩』『みえる詩 あそぶ詩 きこえる詩』

 令和2年度、最後の月になりました。今月のテーマは、「『ことば」って楽しいな」です。

 子どもたちには、言葉の楽しさ面白さにふれ、言葉に興味をもち、言葉を大切にする人になってほしいと願っています。

 今月ご紹介するのは、「しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩」「みえる詩 あそぶ詩 きこえる詩」(はせ みつこ:編、飯野 和好:絵 冨山房 1995年、1997年)

 編者のはせみつこさんは、「とにかくこの本は手にとったあなたの目、耳、口が、それぞれ、自由に楽しむ『しゃべる詩 遊ぶ詩 きこえる詩』+『みる詩』集なのです。」と書いています。飯野和好さんの楽しい挿絵も一つ一つの詩にぴったり。日本語の音の楽しさ、ことばの楽しさを存分に味わえる2冊です。

                    

公開日:2021年03月17日 09:00:00
更新日:2021年03月17日 10:37:34

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2月『なまえのないねこ』

今月のテーマは、「ネコ、大好き」

2月22日はネコの日ですし、12支に入れなかったちょっとかわいそうなネコのためにこのテーマにしました。そして、世の中は、空前のネコブームとか。

ご紹介するのは、「なまえのないねこ」(竹下 文子:作、町田 尚子:絵 小峰書店 2019年)「ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。」から始まるこの物語、「ひとりぼっちの猫が最後にみつけた『ほんとうに欲しかったもの』とは」(本の帯より)文と絵が一体となった素晴らしい絵本で、特にラスト2ページが感動的です。

この素敵なお話は、多くの人の心をつかみ2019年のMOE絵本屋さん大賞、未来屋えほん大賞、リブロ絵本大賞を受賞しています。

                                 

公開日:2021年02月16日 14:00:00

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1月『はなのすきなうし』

今月のテーマは、今年の干支である「うし・牛・丑」です。

再び緊急事態宣言が出され、大人も子どもたちも制約の多い生活を余儀なくされています。こんな時こそ読書をして、本からたくさんの心の栄養を得てほしいと思います。

今月は、「はなのすきなうし」(マンロー・リーフ:作、ロバート・ローソン:絵、光吉 夏弥:訳 岩波書店 1954年)を紹介します。

皆さんは、牛にどんなイメージをお持ちですか?このお話の主人公である牛のフェルジナンドは、コルクの木の下に座って静かに花のにおいをかいでいるのが好きでした。ある日、ちょっとしたハプニングから闘牛に出るためにマドリードに連れていかれてしまいます。フェルジナンドはどうなってしまうのでしょう・・・。

私が子どもの頃からあった本ですが、発行年を見て改めて驚いています。心優しいフェルジナンドのお話は、これからも愛され続けることでしょう。

ところで、先月ご紹介した「ぼくらシリーズ」(宗田 理:作 角川書店 1985年~)ですが、校内「読書ウィークス」の取組として行った「SENKAWA子どもの本総選挙」でも、堂々第1位に輝きました。

公開日:2021年01月20日 14:00:00

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12月「ぼくら」シリーズ

今月のテーマは「なかま」

 コロナ禍の中で、人と人との関わりの大切さが再認識されています。物語の中では、さまざまな人々の関わりを体験することができます。また、人と人だけでなく、地球の仲間として、「カエルのなかま」や「ネコのなかま」といった科学読み物や図鑑にも目を向けてほしいと思います。「なかまの言葉」を探すのも楽しいかもしれませんね。

今月は、「ぼくらシリーズ」を紹介します。

 「ぼくらの七日間戦争」の初版が発刊された昭和60年当時、「ありえない!」と思いながらも夢中で本を読み、映画を観た方も多いことでしょう。最初はこの1冊だけのつもりだったというこのシリーズは全29冊に及び、20年の時を超えて平成19年に再発行されます。それからさらに10年以上が経った令和の時代にも子どもたちに読み続けられています。アニメ映画になったこともあり、本校でも昨年度の高学年男子に人気でした。主人公の菊地英治、その親友の相原徹を中心とした「なかま」たちの物語を楽しんでください。

                         

公開日:2020年12月24日 11:00:00

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11月『落語絵本 めぐろのさんま』

今月のテーマは「古典に親しもう」です。古典といっても中学校や高校で習う古文ではなく、昔林や神話・伝承、短歌や俳句、能や狂言、落語など我が国の伝統的な言語文化に関するものが対象です。

そこで、今月は『落語絵本 めぐろのさんま』(川端 誠:文・絵 クレヨンハウス 2001年)です。

ここで、あらすじを書くのは、野暮というものでしょう。「さんまは庶民の食べ物で、おさむらいは「下魚(げうお)」と呼んで食べなかったそうで・・・。」という「まくら」から、殿様の精一杯の知ったかぶりが空振りに終わる「さげ」まで、一気に楽しんでください。

江戸時代、目黒は農村地帯でタケノコの産地として有名だったそうです。そんな目黒にも目黒川を通して物が行き交っていたので、サンマも入ってきていたといいます。また、徳川三代将軍家光が鷹狩りに目黒を訪れた際によく立ち寄っていた茶屋があり、団子や田楽を注文した記録が残っているとのことですが、はたして将軍がサンマを食べたかどうかは不明です。とはいえ落語「めぐろのさんま」はこうした史実を元に作られたというのが定説になっています。

                      ※参考資料「ふれあいの窓 No.306」都営交通発行 2020年11 月

                

  

公開日:2020年11月11日 10:00:00

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10月『トマスと図書館のおねえさん』

秋が深まってきました。「読書の秋」10月のテーマは「図書館に行こう」です。

今月、紹介する本は、『トマスと図書館のおねえさん』(パット・モーラ:作、ラウル・コローン:絵、藤原宏之:訳 さ・え・ら書房 2010年)です。この物語は、後にカリフォルニア大学学長になったトマス・リベラの幼い日の思い出をもとに生まれました。

トマスの両親は、メキシコからの移民です。野菜や果物の収穫時期に合わせて、アメリカ合衆国の中を移動しながら農家の仕事を手伝っています。トマスは、満足に学校に通うことができません。ある夏の日、見知らぬ土地にやってきたトマスは、親切な図書館員と出会い、図書館に通うように。

本を読む喜びを知っていくトマスの様子に、心が温かくなります。

公開日:2020年10月15日 14:00:00
更新日:2020年10月15日 15:07:08

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9月『もりのかくれんぼう』

 9月のテーマは「秋を見つけて」です。まだまだ、暑い日が続いていますが、日暮れが早くなり夜には虫たちが鳴き始めるなど、少しずつ秋の気配が感じられるようにもなってきました。

 今月、紹介する本は、『もりのかくれんぼう』(末吉暁子作・林 明子絵 偕成社 1978年)です。ケイコは、お兄ちゃんと公園で遊んだ帰り道、近道をしようと生垣の下を通り抜けると、見たこともない大きな森の入り口に立っていました。巧みな隠し絵を駆使して楽しいかくれんぼを描いたファンタジーの傑作物語絵本です。

 40年以上前に発行されたお話ですが、毎年のように版を重ね今に至っています。「子どもの頃に読んだ。」という方もいらっしゃるでしょう。

 

公開日:2020年09月10日 14:00:00

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7・8月『キラキラッと ほしがかがやきました』

7・8月のテーマは「星の輝き」です。今回、紹介する本は、『キラキラッと ほしがかがやきました』(宮西達也作・絵 ポプラ社 2018年)です。

これは、大人気ティラノサウルスシリーズの第15巻です。『ともだちだと おもっていた きょうりゅうに うらぎられた ティラノサウルスは、もう だれも しんじないと おもっていましたが、 さびしがりやの きょうりゅうに であって・・・・・・。』

これまでのシリーズ同様、本作でもティラノサウルスとデイノケイルスの「ディケル」の心の交流が描かれています。1年生から6年生まで、いえ大人まで楽しめる作品です。

 

公開日:2020年07月30日 17:00:00